うわあ。

日本の女子大生が書きたいことを書くブログ

こんな女がいるせいだ。


こんにちは。うわあです。
今日は、「結局は人それぞれよね〜。」という話を書きます。女性の権利のことです。


私は現在、大学生である。日々漠然と自分の将来について考えることがある。私の所属する学部は教育系で、周りの友人たちは皆、教育系の職につくことを目指している。教授らもそれを前提とした講義をする。

しかし私は、なにか適当な仕事に就けたらそれでいいや〜、と思っている。なぜなら、私は人生において仕事に重きを置きたくないのである。仕事で人生が決まるわけではない。もっと自分の好きなことを楽しみたい。仕事はお金を稼ぐためのもので、そのお金で生活をし、好きなことをする。私のような凡人が、それでも彩りある人生にしたいなら、仕事なんてその程度の立ち位置で良いのだ。だから、就活生向けのコンテンツでよくみられる、「好きを仕事に!」「ワタシが輝くお仕事、見つけた!」などの言葉は、とても正気な人間の生み出したものではないとまで思ってしまう。
もちろん私生活と仕事は完全に切り離されていたい。だって考えてみてほしい。もし教職についたとして、プライベートなとき、例えばちょっと買い物に来たスーパーなんかで、自分の担当しているクラスの保護者に会う。おえ。すでに面倒くさい。保護者は、⚪︎⚪︎先生〜!と駆け寄ってくる。お買い物されてるんですか?カゴを覗いてくる。晩ごはんを予測してくる。どうでもいい子どもの話をしてくる。他の保護者の噂話をしてくる。勤務時間外だろう。勤務中でないのだから、私は教師ではないし、彼女も知らない人だ。
つまり適当な仕事とは、私が就きたい職とは、仕事と私生活がなるべく分けられて、他人の中に紛れ込めるような、例えば普通のOLのような職である。しかもOLの中でも、一番平凡で、誰にでもできる仕事を任されるOLがいい。
ここからやっと女性の権利問題がでてくる。

「女だからといって昇進できないのはおかしい!」「もっと重要なプロジェクトに参加させてほしい!」という意見をよく目にする。女性はすぐ感情的になるとか、チームを乱すとか、そんなイメージにいまだ捉われている人がいるから、女性は疎外される。その悔しさはわかる。でも実際そんな女性もいる。その面倒くささもわかる。

さらに一方で、私は、女性というアドバンテージを大いに活用し、安全で責任の少ない仕事でお金を稼ぎたい。バリバリの仕事チームからは疎外されていたい。女性に対する偏ったイメージに守られていたい。

結局人それぞれなのだ。どういう風に仕事したいかも、どんな能力があるのかも。それならば、「もっと女性にスポットライトを!」というのはおかしい。女性であろうが男性であろうが関係なく、一人一人で評価されるべきだ。性別による待遇の違いに憤る女性たちは、その勢いのあまり、平等以上のものを求めてはいないだろうか?働く女性みんなが、あなたたちのように優秀であると思ってはいないだろうか?これからは、「カテゴライズせず、もっと個々人で見てください!」にしていきませんか。まあ私は適当な仕事に就ければなんだっていいですけど。むしろカテゴライズしてくれていいですけど。お茶汲んできま〜す。

(かかった時間:3時間くらい)